鎌田 泉

東京生まれ。4歳より才能教育研究会にてヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール奨励賞、日本音楽コンクール入選。東京音楽大学付属音楽教室、桐朋音楽教室仙川教室を経て、桐朋女子高等学校音楽科に入学。在学中にリサイタルを行う他、ドロシー・ディレイ、シャンドール・ヴェーグ、ミシェル・オークレール各氏のマスタークラスを受講。アスペン音楽祭にスカラシップを得て5年間参加し、オーケストラとの共演やリサイタルを行う。ジュリアード音楽院にオーナーズ・スカラシップを得て入学。ニューヨーク日系人コンクール（JAA）で第１位入賞、受賞者演奏会をカーネギー・リサイタルホールで、またリサイタルをリンカーンセンターやボストンで行う。ジュネーブ国際コンクールのセミファイナリスト。同音楽院卒業後は帰国、東京などでリサイタルを行い、NHK-FM「土曜リサイタル」には度々出演。イタリア・シエナのキジアーナ音楽院夏季コースにフル・スカラシップを得て参加し、リッカルド・ブレンゴラに師事。第４回日本室内楽コンクール第２位入賞。新日鉄ニッポン放送公開録音によるプロミシング・アーティスト・シリーズ（リサイタル）に出演。スペインのパンプローナで行われたパブロ・サラサーテ国際ヴァイオリンコンクールで第２位入賞し、併せて聴衆賞受賞。スペイン各地でコンサートを行う。ワシントンD.C.ではRyuji Ueno音楽財団のアーティスト・イン・レジデンスとしてニューヨークとワシントンD.C.にてリサイタルやコンサートを行い、ヴィヴァルディの四季のソリストも務める。またNew Orchestra of Washingtonのコンサートマスターも務める。国内でのリサイタルは紀尾井ホールをはじめ日本各地で行う他、倉敷音楽祭、サイトウキネンオーケストラ、東京のオペラの森にも出演。